この記事は、赤坂日枝神社でお宮参りを予定している方、検討している方のための記事です。

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10年前から今まで何度も赤坂日枝神社へお宮参りの撮影で足を運んでいる僕が、どこよりもわかりやすく丁寧に解説していきます。
・ご祈祷はいくらかかる?予約はできる?
・御利益は?
・どんな場所なの?広いの?
・掛け着(着物)はどうやって用意してる?
・お参りの所要時間はどのくらい?
・写真はどうしよう?
・お参り後の会食はどこでやるの?
特に、第一子をご出産し初めてお宮参りをする予定の方は、わからないことだらけかと思います。
この記事を読めば、きっと不安が安心に変わりますよ♪
少し長いので、下の目次から読みたいところだけ読んでもらってもOKです!
目次
赤坂日枝神社ってどんなところ?
オフィスビルが立ち並ぶ東京都心のど真ん中。
赤坂駅から徒歩3分の場所に鎮座する赤坂日枝神社。
古くからは江戸の守り神を祀った神社として親しまれてきました。
皇居の裏鬼門(南西、陰陽の境界で不吉とされる方角)を守護する神社でもあり、その強大な力にあやかりたいと遠方からもたくさんの参拝者が訪れています。
東京を代表するパワースポットとしても有名ですが、お宮参りや七五三のお参りでも人気です。

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朱塗りの美しい社殿や、階段にそびえ立つ千本鳥居が艶やかで写真映えしますよ。
ご由緒(ごゆいしょ)・御祭神(ごさいじん)・ご利益について
ご由緒
文明10年、関東地方で活躍した武将、太田道灌(どうかん)が川越にあった山王社を江戸城へ鎮守の神として移したのが日枝神社の始まりです。
江戸城周辺で何度かの遷座を経て、現在の千代田区に落ち着きました。
江戸市民から崇敬されてきた日枝神社は、大正元年に国が供物を奉献する官幣大社(かんぺいたいしゃ) に昇格。
昭和50年にはて東京の鎮護と万民の安泰を祈る准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)となりました。

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東京の中でも格式の高い神社です。
御祭神(ごさいじん)
日枝神社のご祭神は、大山昨神(おおやまくひのかみ)です。
大山昨神は、日本神話に登場する須佐男神(すさのおのかみ)と神大市比売(かむおおいちひめ)の間に生まれた、大年神(おおとしのかみ)の御子神。
山の地主神である大山昨神は農耕を司っており、あらゆるものごとの成長や発展を守護しています。
国常立神(くにとこたちのかみ)、伊弉冊神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)も日枝神社の御祭神です。

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地元の人々からは親しみを込めて「山王さん」と呼ばれています。
ご利益について
日本の政治やビジネスの中枢に位置している日枝神社は、仕事運や出世運の上昇、商売繁盛のご利益があることで知られています。
そのため平日には、出世や起業などの願掛けに訪れるビジネスマンも多く見受けられます。
こどもが産まれ、これからパパに稼いで欲しい!と言う願いを込めてお参りに行かれる方も多いようです。
また、良縁や安産のご利益もあります。
赤坂日枝神社が有名になった理由
・江戸三大祭である山王祭の開催地
・ビジネスマンの聖地
・授与品が面白く話題に
・フォトスポットがある
・ほかでは見られない独自の鳥居「山王鳥居」がある
立地が良い
日本の中心地、千代田区の高台にある日枝神社。
長い階段をのぼれば、高層ビルが立ち並ぶ永田町の街並みを見下ろせます。

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本殿まではエスカレーターで移動できるので、小さなお子さん連れでも安心ですよ!
緑豊かな境内は、静かで心落ち着く雰囲気。
赤坂駅、溜池山王駅から徒歩3分と電車でのアクセスも良好です。
江戸三大祭である山王祭の開催地
赤坂日吉神社では、江戸時代に始まったとされる山王祭(さんのうさい)が隔年6月に開催されます。
正式名称は日枝神社大祭といい、江戸三大祭として人気の行事です。
境内では出店が並び、お茶やお花など江戸時代の文化も体験できます。
王朝装束を身にまとった約500人の氏子が、皇居から銀座を練り歩く神幸祭は、圧巻です。
フォトスポットがある
境内はそこまで広くはないものの、各所に人気のフォトスポットがあります。
敷地内にある朱赤の回廊や、山王稲荷神社・千本鳥居など。
外階段も絵になる場所の1つです。
ほかでは見られない独自の鳥居「山王鳥居」がある
赤坂日枝神社の鳥居は「山王鳥居」と呼ばれていて、ほかの神社では見られないオリジナル。
特徴は鳥居の上部に三角形の破風(屋根)が乗った形になっています。
赤坂日枝神社でお宮参りをしよう〜御祈祷について〜
お宮参りといえば、神社に行きご祈祷をお願いするのが一般的。
このご祈祷を受けるにあたり初穂料という費用が必要になります。
初穂料(はつほりょう)とは何かと言いますと、神社に祈祷やお祓いなどをお願いするときに謝礼としてお支払いするお金のことです。
ご祈祷の詳細〜受付・値段など〜
ご祈願の受付場所 | 境内の授与所 |
ご祈願を受ける場所 | 山王夢御殿(祈祷殿) |
初穂料 | 1万円〜 |
受付時間 | AM9時〜PM15時 |
期間 | 年中いつでもOK |
事前予約 | WEBから申請 |
所要時間 | 20分ほど |
費用は1万円からとなっておりますが、1万円ピッタリでも大丈夫です。
ご祈祷の内容自体は変わりません。授与品が変わるだけです。
また、お参り当日の申込書の記入が不要になる事前申し込みがありますので、境内でバタバタしないために利用したいですね。
所要時間は20分ほどですが、受付から含めて30分見ておけば十分でしょう。
敷地内はそこまで広くはなく、中に入れば全部見渡せるくらいの広さなので、迷うことはないと思いますよ。

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ただ、秋のハイシーズンはかなり混雑するので、駐車場に入れないケースなども考慮して時間には余裕を持ってスケジュールを組みたいところですね
写真は出張撮影キッズフォトにお任せ!
祝い着セットも無料でレンタル
当社、出張撮影キッズフォトは10年を超える運営歴のロケーションフォトの老舗。
明治神宮でカメラマンを務めていたKOBOが、少数精鋭で運営しています。

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こちらの赤坂日枝神社にも10年前から毎年、お宮参り・七五三の撮影でお伺いしていますよ。
出張撮影キッズフォトは、10年後に見ても美しい写真を撮影すること、撮影マナーを遵守することを大切にしてきました。
大切なお宮参りの撮影も、どうぞご安心してお任せください。
出張撮影の料金について
料金プラン
撮影料金¥29,800円+出張費3,000円=合計32,800円
掛け着レンタルセット(祝い着・よだれかけ・帽子)、お写真データ70カット、2Lプリント1枚つき。
境内の敷地内で、家族写真やママさんとお子様のツーショット、パパさんとお子様のツーショット、お子様のお顔のアップや境内の雰囲気など、さまざまなバリエーションで撮影させていただきます。
(本殿の中には参拝者のみ入ることができますのでカメラマンは同行できません。御祈願中は撮影不可となります。)
お写真はデータ70カットを最低保証としており、データディスク(DVD-R)を郵送でお渡しさせていただいてます。
データを入れたお客様のスマホやパソコンが壊れてしまい、大切な家族の記念のお写真データも消えてしまうというトラブルが起きないように、当社では未だにディスクでのお渡しとさせていただいてます。
もしPCをお持ちでないお客様にはLINEでのお渡しも可能ですのでご相談ください。
撮影したお写真はスマホに入れたり、自由にプリントしてお使いいただけます。
★平日キャンペーンを実施中です!
平日にご予約をいただいたお客様に限り、お写真データを30カット多めにお渡しさせていただきます。
祝い着(掛け着)セットを無料で神社までお届けします
一般的には、呉服店やネットの着物レンタル店、または写真館で借りてくるケースが多いのですが、それでは手間と時間がかかってしまいますよね。
(1度しか使用しない場合が多いので、購入されるケースはかなり稀です)
実店舗の場合は、お店に行って借りて、お参りが終わってまた返しに行く。
ネットレンタルの場合も返送が手間ですよね。
当社なら、神社まで直接カメラマンが祝い着セット(帽子・よだれかけ含む)をお持ちしますので返送の手間もありません。
着方がわからない方でも、カメラマンにお任せいただければ心配入りませんのでご安心くださいね。
当日の流れ〜お参りから撮影終了まで〜
②ご祈祷の受付
③ご祈祷のお時間まで境内のロケーションで撮影
④ご祈祷へ
⑤残りのお時間で少し撮影
⑥祝い着をカメラマンに返却、お支払い
⑦終了
お時間はお客様に合わせてお好きなお時間でご予約が可能です。
(すでにご予約が入ってしまっているケースもあるので早めのご予約をオススメします)
例えば、11時の御祈祷に入りたい場合は10時30分集合にすれば安心です。
ご親族が一緒に参列される場合など、その後の会食があるケースもあると思います。
そのお時間を逆算して、12時に会食するお店に着きたい場合、11時半に神社を出たければ集合を10時スタートにするなど、ご家族でスケジュールを考えてみてくださいね。
もしわからないことやご相談がある場合は、ご予約ページよりお気軽にご相談ください。
お参り当日の服装について
お子様は祝い着を掛けてしまうので、下に着ているお洋服は見えなくなります。
ロンパースやベビードレスを着ていらっしゃるケースが多いです。
祝い着での撮影を済ませたあと、ベビードレスでも撮影が可能ですよ。
ママさんは綺麗めセミフォーマル。
ハレの日ですので、できれば明るめの色がおすすめ。
着物を着て来られる方もいらっしゃいますが、授乳の時間も定まらなかったり、お子様がミルクを吐いてしまうこともあったりとイレギュラーな自体も起こるので、動きやすい服装の方がラクはラクだと思います。
パパさんはスーツが多く、カジュアルにするとしてもパンツにジャケットスタイルにしておけば無難です。
お宮参りについての質問に答えます!
Q&Aコーナー
ベビーカーで行っても大丈夫?
はい。ベビーカーはご祈祷の待合所に置いておくことも可能です。
ただし、本殿までは階段やエスカレーターで移動しなくてはいけないので、ご注意ください。
産まれてからどのくらいでお参りするもの?
今は昔と違っていて、お子さんを産んでママさんの体調が戻ってからお参りするケースが一般的になって来ていて、月齢で言えば生後3ヶ月前後が多いかなという感じがします。
以前の風習では、男の子は生後30日、あるいは31日目。
女の子は31日、あるいは33日目。
これが古くからの風習でした。
パパさんのお仕事の都合もあるかと思いますので、ご家族で都合の良い日にお参りを行えば大丈夫ですよ^^
祝い着(掛け着)を着るのは誰が正解?
これまた古い風習のお話をすると、正式な形はパパさんのお母様が着る。
これが正式な形になります。
ただ、これも今は変わってきてまして、おじいちゃまおばあちゃまが遠方にお住まいだったりと参加しないケースもかなり多くなっています。
パパさんママさんお子さんのみで行われるケースでは、ママさんが着ることが一般的です。
パパも祝い着を掛けてもいいの?
決まりはないので、それでも大丈夫です。
お写真撮影のお時間にママさんが着て写真を撮ったのちに、パパさんが掛けても良いのではないでしょうか?
ただ、ほとんどのケースではあまりやりません。笑
祝い着をかけずに、ロンパースやベビードレスなどで抱っこして撮るケースはよくありますよ^^
お宮参りをする意味って何なんですか?
お宮参りは「赤ちゃんの健やかな成長や長寿を祈っておこなわれる行事」です。
神社でご祈祷することで「神様からの御加護」を受けて、病気などしないように元気に成長できますようにと祈りを込めて始まったとされています。
また、お宮参りは赤ちゃんが無事に生まれたよ〜と、無事に出産できた感謝や、赤ちゃんを守ってくれる神様への挨拶という意味も兼ねています。
昔は氏神(うじがみ)様と言って、住んでいる地域の地元の神社で行われる事が多かったのですが、今では神社のご利益を調べたり、人気の神社に行かれる方が多いですよ。
赤坂日枝神社でお宮参りをされる方の多くも、地元の方ではないです。笑
こちらで結婚式を挙げたというお客様にもお会いすることもごく稀にありますが、ほとんどは有名な神社にお参りに行きたいということでこちらを選ばれている印象がありますね。
今は産まれた土地で生涯を終える時代じゃなくなったという時代背景もあるのかもしれませんね。
お宮参りをしない人もいるのでしょうか?
自分はこういった仕事をしているので、やらなかったという方にはお会いしたことはありませんが…
お子様が産まれて、ある意味、家族揃っての初めてのイベントになるのかなと思っています。
ですので、この神社にするしないは関わらず、やっておいた方が良いと思いますよ。
こういった家族のイベントをやらなかった後悔は、お子さんが大きくなった時に思うものです。
お食い初めって何ですか?お宮参りと関係ありますか?
お食い初めは100日祝い(百日祝い)とも呼ばれていて、赤ちゃんの生後100日前後に「一生食べ物に困らないように」という思いを込めて行うお祝いごとです。
お宮参りと直接の関係はないかもしれませんが、ちょうど100日前後でお宮参りを行うご家庭が増えていて、「100日祝いも一緒にやっちゃおう!」という流れになっているケースも多いですよ。
例えば神社にお参りに行って、その後に会食するお店で100日祝い膳を用意してもらったり。
実際に赤ちゃんが食べるわけではないんですけどね。笑
お参りの当日、特別な持ち物はありますか?
特にありませんが、オムツなどのいつものお出かけセットは必要ですよ^^
赤坂日枝神社の基本情報
住所 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5 |
電話 | 03-3581-2471 |
開門時間 | 午前6時~午後5時 |
WEBサイト | https://www.hiejinja.net/ |
アクセス
★電車でお越しの場合
・地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分
・地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分
・地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分
・地下鉄(銀座線・丸の内線)赤坂見附駅(出口11)徒歩8分
★車でお越しの場合
首都高速霞ヶ関インターより5分(駐車場完備)
駐車場について(無料駐車場アリ)
敷地内に参拝客専用の無料駐車場が備えられています。
100台近くの台数が駐車可能であることから、通常時はこちらを利用することとなりますが、
秋のハイシーズンや土日祝日の混雑する時間帯においては、停められないケースも。
その場合は周辺のコインパーキングを利用することとなりますが、料金は高めです…
場所は、境内に向かう坂を頂上まで上った所にあります。
駐車場から一歩出ると、もう本殿まですぐ歩ける距離となっていますのでとても便利です。

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都内で駐車場無料は嬉しいですね。
参道、入口が複数あるので要注意!

神社の敷地自体はそれほど広くないのですが、参道と入口が複数あります。
鳥居だけでも3ヶ所、階段もいくつかあります。
どこから入るかにより最寄りの地下鉄の出口も変わってきますので、どちらの入り口から入るかを決めておくと良いですよ。

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僕はいつも溜池山王駅から外堀通りを歩いて、一番大きな大鳥居を抜けて本殿へ向かいます。
こちらには階段横に大きなエルカレーターが設置されていて、お年寄りや体を悪くされている方も安心です。
もっともご利益がある入口と言われている男坂の表参道。
こちらから入る場合は、東京メトロの溜池山王駅や国会議事堂前駅から向かうのがオススメ。
もう一つの西参道である稲荷参道は裏参道とも呼ばれていて、千本鳥居や末社へと通じる道になっています。
神社でご親族と集合される場合など、間違えないように気をつけてくださいね♪
お参り後に会食するなら敷地内にある
「つきじ植むら 山王茶寮」が便利

「つきじ植むら 山王茶寮」は神社の境内にある日枝あかさか内の日本料理店。
授乳やおむつ替えができるお部屋もあるので、ママさんに優しく安心です。
敷地内にあるので、そのまま歩いて行けるのも嬉しいところ。
ランチからお祝い膳までご用意があります。
御祈祷後に授与品でもらえる御膳を使って、お食い初めの盛り付けしてもらえますよ。
値段が変わっていなければ1500円ほど。
お宮参りとお食い初めが一緒の日にできちゃうわけですね。
ランチの平均2,500円。
御祝料理(コース)で8000円前後です。
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5 日枝あかさか内
電話 03-3519-6851
[営業時間]
喫茶・甘味:11:00~18:00(入店は17:15まで)
ランチ :11:30~15:00(入店は15:00まで)
ディナー:17:00~ 22:00
※平日も含み、土・日・祝日は結婚式披露宴等の各種行事で貸切の場合がございますので、ご利用前には店舗へお電話にてご確認下さいませ。