九重神社

知ってる方は神社通!?九重神社のちょっと面白い話

川口市安行原にある九重神社(ここのえじんじゃ)。 密蔵院(お寺)の奥にある神社で、知る人ぞ知る神社と言えるでしょう。 川 … 続きを読む 知ってる方は神社通!?九重神社のちょっと面白い話


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九重神社

川口市安行原にある九重神社(ここのえじんじゃ)。

密蔵院(お寺)の奥にある神社で、知る人ぞ知る神社と言えるでしょう。

川口市内に住んでいる方でも知っている方は少ないのでは!?

カメラマンKOBO

KOBO

今日は、そんな九重神社の特徴や魅力をお伝えできればと思います♪

目次

九重神社はこんな神社

九重神社 鳥居と神額

大宮台地の先端部に位置し、久保山と呼ばれる丘に鎮座しています。

※大宮台地(おおみやだいち)とは、関東平野中央部、埼玉県川口市・さいたま市から鴻巣市にかけて南北に長い島のようになった台地がありこれが大宮台地と言います。

台地の西側には荒川、東側に元荒川、中川など複数の河川が流れており、これらの河川を中心に広い範囲が低地になっています。

九重神社が鎮座する、この久保山と呼ばれる丘ですが、その昔に平将門(たいらのまさかど)が砦(とりで)を築いたという言い伝えがあります。

御嶽山の看板

周囲の村々がよく見渡せ、九重神社の境内にある御嶽山に登れば、筑波山や日光連山を一望することができたんだそう。

カメラマンKOBO

KOBO

今でもお天気が良ければ見えるかも!?

市指定天然記念物スダジイ

川口市の天然記念物スダジイ

境内には樹齢500年以上の大木が2本あり、川口市指定の保存樹木として、市指定天然記念物となっています。

2本のうち1本は幹周りが6メートルほどもあり、埼玉県内で同じ種類の木を探しても第一の規模なんだそう。

ご神木の名前は「スダジイ」といい、九重神社の御朱印のモチーフにもなっているんですよ。

スダジイ

2本のご神木がお互いを支えあうようにそびえたつ姿、なんだか素敵ですよね。

スダジイの名前の由来

九重神社の御神木 スダジイ

ちなみにこのスダジイですが、名前の由来があるのかな〜なんて思い調べてみました。

自分はてっきり、須田じいさんが植えた木だから「スダジイ」なのかなくらいに思ったのですが、どうやら樹木の品種がスダジイというものらしいです。笑

イチョウとか、シイノキとか、そんな感じで、スダジイという木があるんですね。

カメラマンKOBO

KOBO

はじめて聞いた種類の木だったもので、変な想像をしてしまったのでした。笑

ちなみにスダジイは、日本全国に分布するブナ科の常緑広葉樹。

一般的にはシイタケがなる木として、または食べられるドングリがなる木として知られていて古代から重要な食糧とされていたんだそうです。

今でも地元の方を中心に愛されていて、漫画のキャラクターのように可愛く描かれた「スダじい御朱印」が人気なんだとか。

そしてこの一帯は、野鳥の森に指定されていて、フクロウが住み着いていたこともあったんだそう。
それだけ緑が豊かってことですね。

九重神社の誕生秘話

九重神社 誕生秘話

「風土紀稿」原村の項に「氷川社 本地十一面観音を安す、村の鎮守にて別に供免を附す」とあるように、九重神社は元々は氷川社といいました。

隣接しているお寺、密蔵院(みつぞういん)の中興第一六世法印栄尊が武蔵一宮氷川神社(大宮氷川大社)を勧請したことが始まりと言い伝えられています。

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大宮氷川神社 お宮参り完全ガイド

9社がくっついて「ここのえ」神社に!?

明治に入り、神仏分離(しんぶつぶんり)によって別当を離れ、原村の村社になりました。

その後、政府の合祀政策(ごうしせいさく)に伴い、領家の神明社・辞林の氷川稲荷合社・藤八の菅原社・吉蔵の八幡社・北谷の稲荷社・花栗の稲荷社・苗塚の稲荷社・小山の氷川社という近隣の神社8社をはじめとした合計32社が、九重神社に合祀(ごうし)されました。

※神社合祀(じんじゃごうし)とは、神社の合併政策のこと。
神社整理とも呼ばれて、複数の神社のご祭神を一つの神社に合祀させる、もしくは一つの神社の摂末社(せつまつしゃ)にまとめて遷座(せんざ)させ、その他の神社を廃止することによって、神社の数を減らすというもの。主に明治時代の末期に行われました。

そんな合祀の末に、村社が9社重なったことから九重神社という名前になりました。

カメラマンKOBO

KOBO

9つをここのつって数えますもんね。くじゅう神社とは読みませんよ!笑

九重神社 絵馬

昭和23年に社殿が火事に(涙)

当時、九重神社は地内第一の神社として、老若男女の崇敬がとても厚く、近隣に住む人々の心のよりどころとなっていたんだそう。

特に戦時中には、式運長久(ぶうんちょうきゅう)と出征兵士の無事が祈られていました。
※式運長久とは戦場での幸運が久しく続くこと。

ですが甲斐虚しく、太平洋戦争の敗戦により人々の心は混乱し、境内は浮浪者のねぐらと化してしまい、昭和23年には失火により社殿が焼失してしまいました…

これを機に、氏子は心を一つに再建に励み、焼失から3年後の1951年(昭和26年)10月15日に、今の社殿を再建したんだそうです。

九重神社にはどんな神様が祀られている?

主祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。

合祀神:倉稲魂命・天照皇大御神 ・保食命・菅原道真公 ・ 大山祗命
伊弉諾命・伊弉冉命・日本武尊・大己貴命・市杵島姫命・木花咲耶姫命
少彦名命・大日貴命・彦火々出見命・応神天皇・猿田彦命

九重神社でご祈祷を受けてみよう

九重神社 ご祈祷の受付
九重神社 ご祈祷の受付場所

九重神社では初宮詣(お宮参り)、七五三をはじめ、安産、厄除、方位除、除災招福、交通安全、家内安全、商売繁昌の御祈願を受けることができます。

御祈祷の受付・費用・所要時間は

予約方法①申込用紙を社務所に提出
②ネットで予約③電話で予約
受付時間10時〜16時30分
当日の受付場所本殿横の社務所
祈願料5,000円〜
所要時間20分〜30分

ご祈祷の予約は電話受付か、専用ページにて予約がおすすめ。
専用ページ

社務所の電話番号はこちら↓
連絡先  048-298-1199

九重神社の基本情報

九重神社 基本情報

住所 〒334-0057 埼玉県川口市大字安行原2042
電話 048-298-1199
FAX 048-295-8425
WEB kokonoejinja.or.jp

九重神社までのアクセス

電車の場合

・JR京浜東北線川口駅東口より、国際興業バス「峯八幡宮」行「峯八幡宮」下車。徒歩10分
・JR京浜東北線西川口駅東口より、国際興業バス「東川口」行「安行支所」下車。徒歩10分

・東武伊勢崎線竹ノ塚駅西口より、東武バス「安行原久保循環」「安行支所」下車。徒歩4分
・東武伊勢崎線草加駅西口より、東武バス「新郷支所経由川口駅東口」行「横道」下車。徒歩20分

・東京メトロ南北線直通、埼玉高速鉄道戸塚安行駅国際興業バス【西川04】「西川口駅東口」行「安行支所」下車。徒歩5分
・JR武蔵野線東川口駅南口より、国際興業バス「西川口駅東口」行「安行支所」下車。徒歩10分 

自動車の場合

・首都高速川口線 安行ICから約7分
・東京外環自動車道 草加ICから約10分

九重神社 駐車場

ご祈祷参拝者の専用駐車場が4台分ほど有り。
(鳥居右脇の少し急な坂を上ったところ)

九重神社まとめ
-カメラマンからのコメント-

九重神社 駐車場の入口

はじめてお伺いした時には、場所がわからずしばらく迷い歩きました。笑

もしカーナビで場所が出ない場合には、お隣の密蔵院を目指していくとわかりやすいと思います。(密蔵院のすぐ奥にあるので)

普段はそこまで混雑はしませんが、桜のシーズンのみ、密蔵院が桜の名所とされているので少し混み合います。

九重神社 おみくじ

※当サイトに掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保障するものではございません。
記事を書いた時点のもので最新情報と異なる場合があります。

神社の受付時間や基本情報など、変更されている可能性もありますので、お参りに行かれる前に必ずご自身でご確認をお願いいたします。

お宮参り・七五三の写真は
出張撮影KidsPhotoのロケーションフォトで

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出張撮影キッズフォトは2009年に創業の出張撮影サービス。

カメラマンKOBO

KOBO

お宮参り・七五三をメインに、関東圏内ありとあらゆる場所へ撮影にお伺いしております。

お客様フォトギャラリー

撮影させていただいたお客様フォトギャラリーです。
※画像をクリックすると拡大します。

料金プラン

※①お宮参りと②七五三でプランの内容が異なります。

①お宮参り撮影+祝い着無料レンタルプラン

【撮影料金】
29,800円+出張費=合計金額

【プラン内容】
・お写真データ70カット以上
・お写真プリント1枚

カメラマンと神社で集合し、祝い着の着用をお手伝いさせていただき、ご祈祷と撮影を合わせて1時間半ほどお時間をいただきます。(そのうち撮影時間は、45分〜60分)

【祝い着のレンタルについて】

出張撮影をご予約いただいたお客様に限り、祝い着を無料レンタルしております。
(お手持ちの祝い着がありましたら、そちらを使用していただくことも可能)

祝い着は全て1点ものとなっておりまして、デザインをお選びいただくことができません。
(赤ちゃんがミルクを吐いてしまいクリーニングになる場合などがあるため、どれをお持ちするか確約できないため)

女の子は赤・ピンク系、男の子は紺色、黒系になります。
柄は多少の違いはありますが、ランクは同じものとなります。

デザインはInstagramをご確認ください。
(掲載されている9割のお客様が当社のレンタルになります)

【お得な平日キャンペーン実施中です】

平日にご予約をいただいたお客様に限り、お写真データを30カットほど多めにお渡しさせていただきます。

②七五三撮影プラン

平日34,800円 + 出張費
土日・祝39,800円 + 出張費

※七五三の着物レンタルは、申し訳ありませんがご用意がございません。撮影のみとなります。

※お写真データ100カット以上お渡し。
撮影時間は60分ほどになります。

お写真の納品方法・出張費・延長について

出張費はこちらからご確認ください。
※お写真データ(データディスク)、と2Lプリント1枚がセットになっています。
LINE、ギガファイル便での送信も可能です。
※2Lプリントはカメラマンが選んだベストショットをプリントし、DVD-Rと一緒に同封させていただきます。
※お渡しするお写真データは、明るさ・色など修正を加えたものをお渡しします。
※さまざまなバリエーションで撮影させていただきますが、追加費用はかかりません。
※撮影延長のご希望がある場合は、延長30分5000円にて延長が可能です。
神社1箇所でしたら1時間でじゅうぶんですが、お食い初めや会食など、場所の移動がある場合にオススメです。
延長のご希望がある場合は、ご予約時にご相談ください。

キャンセル費用について

雨天時やお子様の体調不良による日程の変更については、撮影日の前日まで費用はいただいておりません。
その場合は、撮影日の前日にカメラマンから前日確認のお電話を差し上げておりますので、そのタイミングでご相談いただければ大丈夫です。
※2度目以降の変更につきましてはキャンセル扱いとさせていただきます。(費用が発生します)

キャンセルされる場合のみ以下の費用が発生します。

・ご予約完了~撮影日14日前まで…撮影料金の30%
・14日前~10日前まで…撮影料金の50%
・9日前~4日前まで…撮影料金の80%
・3日前~当日…全額 

ご予約はこちらのフォームから↓
お問い合わせ・ご予約ボタン

Q&Aコーナー(総合)

お宮参りの疑問や質問

どこの神社にお参りしてもいいの?

元々は氏神様(うじがみさま)といって、地元の神社で執り行うのが通例でした。

最近は地元を離れて暮らすケースも多く、生まれた土地ではなく、アクセスの良さやご利益で選んだり、好きな神社にお参りに行くケースも多くなっています。

里帰りで地元の神社に行かれる方もいらっしゃいますし、ケースバイケースでどちらでも大丈夫です。

カメラマンさんが撮影中、私たちも撮っていいですか?

もちろん大丈夫です。せっかくの記念ですから、お写真でも動画でも撮影してください。

ご祈祷はせず、撮影だけお願いしてもいいですか?

できればご祈祷を受けていただくことをオススメしております。

神社は神聖な場所で、スタジオではない事と、ご祈祷の初穂料によって境内がきれいに保たれていたりします。

拝殿に昇段できる機会も中々ないかと思いますので、この機会に是非ご祈祷を受けてみてはいかがでしょうか。

特別な持ち物はありますか?

特に持ち物はありませんが、お宮参りの場合はオムツなどのいつもの「お出かけセット」、七五三の場合は草履が足に合わずに嫌がってしまうケースがあるので、ズックとおやつをお持ちください。

おやつは口に残るものは撮影に影響しますので、ボーロのようなすぐ溶けてなくなるものがオススメです。

撮影より先に、ご祈祷を済ませた方がいいですか?

結論から言いますと、どちらでも大丈夫です。

七五三の場合は、着崩れる前に撮りたいということで、先に撮影を希望するお客様も多いです。

お宮参りの場合は、先にご祈祷を済ませてもいいですし、カメラマンと集合してから祝い着をかけてご祈祷に入られてもどちらでも大丈夫です。

境内での撮影がOKでも、建物の中では撮影が許可されないケースが多いのですが、
シーズンによっては写真が残らないなら、コートのままご祈祷に入りたい、あるいは薄着で入りたいなどあるかと思いますのでケースバイケースと言えます。

お宮参りの質問と回答

産まれてからどのくらいでお参りすればいい?

生後1ヶ月〜3ヶ月くらいの間にお参りされる方が多いです。

古くからの風習では、男の子は生後30日、あるいは31日目。
女の子は31日、あるいは33日目にお参りすることが正しいとされていたのですが、

最近ではこの日にこだわる方は少なく、ママさんの体調を考慮したり、パパさんのお仕事の都合で休める日に行うのが一般的になっています。

そもそもお宮参りの意味って何ですか?

お宮参りとは、今では一つのイベント的な意味合いになっている部分もありますが、元々は赤ちゃんの健やかな成長や長寿を祈っておこなわれる行事です。

昔は今ほど医療が発達していなかったため、神社でご祈祷することで「神様からのご加護」を受けて、元気に成長できるようにという祈りを込めて始まったと言われています。

お食い初めって何?お宮参りと関係ありますか?

お食い初めは100日祝い(百日祝い)とも呼ばれていて、赤ちゃんの生後100日前後に「一生食べ物に困らないように」という思いを込めて行うお祝いです。

お宮参りと関係はないかもしれませんが、ちょうど100日前後でお宮参りを行うご家庭が増えて、「100日祝いも同日にやろう!」という流れになっているのだと思います。

ご両親や親族の皆様が集まる場合も、初宮詣帰りの会食で、100日祝い膳を出してくれるお店を予約して会食するごケースが多いです。
(実際に赤ちゃんが食べるわけではないんですけどね。笑)

祝い着のレンタル希望です。こちらで用意するものはありますか?

祝い着(掛け着)、よだれかけ、帽子の3つをセットでお持ちいたします。
着用している時は、赤ちゃんの下に着ているお洋服は見えません。

「白いベビードレスでも撮影したい」など、ご希望がある場合はべビードレスを着用していらしてください。撮影可能です。

七五三の質問と回答

シャボン玉や剣など、小物を持っていっても良いですか?

他の参拝者の妨げになる可能性があるものは不可で、シャボン玉については風向きによって他の方についてしまいトラブルになってしまったケースもあるようです。

毛氈(もうせん)などの敷物もNGです。

カメラマンが撮影小物として和傘をお持ちしていますが、混み合わない場所で使用させていただいております。
※満3歳以下(2歳代)の七五三など、使用が難しいと判断させていただく場合もございます。ご了承ください。

その他ご希望などありましたら「お問い合わせ」よりご相談くださいませ。

九重神社以外でも、
以下の地域で出張撮影が可能です

さいたま市(西区、北区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区、市緑区)・川越市・川口市・所沢市・飯能市・狭山市・蕨市・戸田市・入間市・朝霞市・志木市・和光市・新座市・富士見市・鶴ヶ島市・日高市・ふじみ野市・入間郡(越生町、三芳町、毛呂山町)・比企郡(滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町)・秩父市(横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村)

※他県への出張も可能です。

埼玉県内で撮影禁止の神社

下記の神社におきましては、撮影が禁止されておりますので出張撮影にお伺いすることができません。ご了承くださいませ。

・川口神社(埼玉県川口市金山町6-15)
・調神社(埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25)
・金鑚神社(埼玉県児玉郡神川町字二ノ宮751)