KOBO
10年七五三の出張カメラマンを続けているKOBOです。
今日はさいたま市は浦和駅の近くにある調神社で七五三の当日に起きてしまったトラブルについて書いてみたいと思います。
※最初に伝えておくと、今回のトラブルの原因は神社側にあると個人的には思っています。
詳しく説明していきますね。
目次
まず、調(つきのみや)神社ってどんな神社?
埼玉に住んでいる方でもあまり馴染みのないというか、浦和周辺に住んでいる方だけ知っているようなそんな地元に根ざした神社。
調神社は「つきじんじゃ」、または「つきのみや」という名称で地元の方に親しまれている神社です。「ちょうじんじゃ」とは読みません。
狛犬ではなく狛ウサギがある神社としても知られていて、七五三参りの参拝は少なく、ちょっとマイナーな神社でもあります。
毎月開催される蚤の市「浦和宿ふるさと市」が一番有名かもしれません。
歴史の長い骨董市なので出店数も多いです。
アンティーク雑貨や古い着物が好きな方は楽しめると思います。
そんな調神社なのですが、とっても残念なトラブルが起こってしまいました…
境内の雰囲気
トラブルのお話に入る前に少しだけ境内のお写真をご紹介します。
境内はあまり広くありません。
メインの入口には鳥居はなく、裏側?の入り口に小さな鳥居があります。
背の高い木々に囲まれていて、全体的に日陰が多いですね。
うさぎが有名なので、絵馬はうさぎのモチーフ。
光の当たり方はあまり綺麗ではないですね…
こちらは本殿。木漏れ日が入っているのですが、こちらも同じくあまり光は綺麗ではないです><
こちらは手水舎(ちょうずや)。手を清めるためのお手水ですね。
うさぎの口から水が出てます。
全体的に境内は暗いです。
少し奥まで進んでいくと、小さな池があります。
旧本殿が現在の本殿より奥にあるのですが、こちらも暗いです。
林の中で池があるのでとにかく蚊がすごい…
虫除けスプレーは必須ですね。
昔はこちらが本殿だったようですが、今は使われていないようですね。
赤い鳥居がまだ残っていました。
境内の雰囲気はこんな感じです。
七五三詣の当日に起こってしまったトラブル
今から書いていくお話は、実際に僕が体験したトラブルです。
まず、僕のホームページを見てくださったお客様から出張撮影のご予約を頂きました。
そこでお客様とやりとりをしていて、お客様が調神社にお電話で撮影許可の確認を取って下さいました。
僕もお客様も安心して当日を迎えた訳なのですが…
七五三の当日を迎え、午前中の11時くらいだったと思いますがお客様と顔合わせをして一緒に社殿へごあいさつに行きました。
ご祈祷の受付と、撮影許可を頂いていたのでその旨を告げると…
社殿で受付をしていた男性がすごい剣幕で「撮影は禁止です!できません!」の一点張り。
僕もお客様も「え?」という感じで顔を見合わせてしまいました…
経緯を話しましたが神社の対応は変わりません。
すごい剣幕で一歩もひかない受付の男性。
お客様も困り果ててしまい、少し悩んだ結果、これは話の筋が違うと言うか、ダメなら最初からダメだと言わないといけないと思い、
「撮影許可を頂けたからこちらへ来たのですが…おかしくないですか?」とお話させて頂くと、奥から神主さんらしき方が出てきて、「では今回だけは良いですよ。そのかわり名刺を置いていってください」と言われ、撮影をさせて頂いたのでした。
名刺を置いていく意味もちょっとわかりませんでしたが、名刺を置いて撮影しました。
出張撮影が禁止ということが悪い訳ではない
正直な感想として、今回の神社側の対応で僕個人的には強い不信感を抱いてしまいました。
撮影禁止であるということが悪い訳ではないんですよ。
実際にこちら以外でも、撮影禁止の神社って他にもあります。
例えば川口神社もそうですし。
神社によっては、古くから繋がりがある写真スタジオとの利害関係で出張カメラマンを受け入れられないところもあると思います。
(広い境内を美しく保つ為には費用がどうしてもかかるので、仕方のない事だと僕は思っています)
最近はマナーの悪い出張カメラマンが増えて、出張撮影を禁止にする神社も増えているようです。
何が言いたいかというと、禁止なら禁止で良いんです。
最初から撮影禁止ですよと言ってもらえれば何も問題なかったんです。
でもですよ、良いって言っておいて当日来たらダメはないでしょうと思うのです。
これは僕の憶測でしかないのですが、どこかの写真館と提携したのかもしれないですね。
電話で確認をした時点ではまだ提携する前だったのかもしれません。
ハレの日が悲しい思い出に
本当にお客様が可哀想なんですよね。
だって1度しかないハレの日なんですよ。
記念の写真が残れば良いってもんじゃない。
良い思い出を作って欲しいじゃないですか。
僕はいつもその気持ちで撮影しています。
七五三という1日を、当日を「楽しかった、嬉しかった」そんな幸せな気持ちで締め括りたいじゃないですか。
今まで元気に育ってくれたお祝いなんですよ。
その祝福の気持ちが全く感じられず、なんだか悲しくなってしまいました。
立場が違えば考えることも違うでしょう。
それでも相手の立場になってもう少し考えてあげてほしいなと思ったのでこの記事を書きました。
これから七五三を迎えようとしている方の、少しでも参考になれば嬉しい限りです。
我が家にも2人のこどもがおりますが、親になったからこそわかる気持ちもありますし。
親戚のおじちゃんくらいのつもりで撮影をさせてもらってます。笑
お客様にとって一番のベストな提案をしたいといつも心がけています。
どんな些細なことでも大丈夫。
もし不安なことがあればインスタからでも良いですし、お問い合わせフォームからでもお気軽にご相談くださいね。
それでは〜!
追記!隣の公園で撮影はできるのか、について
こちらは追記です。
神社での撮影ができないので、隣に隣接している調公園で撮影ができないかとお客様よりお問い合わせを頂きました。
整備されている公園ならまだ良いのですが、公園があまり綺麗ではなく…個人的にはオススメしません><
お写真を数枚貼っておきます。
本年の七五三祈願について(感染症対策)
コロナ対策の紙が張り出されていたので、そのままお伝えしたいと思います。
もしお参りに行かれる予定がある方はお目を通してください。
▪️感染症予防の為、七五三の特別期間は9月15日からとなります。
特別期間中のみ千歳飴をお渡ししています。※千歳飴は無くなり次第終了します。
▪️原則として、祝子の付き添いの保護者は1件につき1人までと致します。(父親もしくは母親)
▪️マスクを着用していない方は昇殿できません。
祝子さんも含め来社時には必ず着用してください。
▪️殿内入り口に消毒液を設置致しますので、昇殿前に手指の消毒をお願いします。
その他、様々な対策を行いますので、別途提示をご覧ください。
ご不明な点につきましては職員にお尋ねください。
感染症予防のため、ご理解・ご協力をお願い致します。
尚、ご協力頂けない場合は昇殿参拝をお断りする場合もございますので、予めご了承下さいますようお願い致します。
昇殿参拝(祈願)について
感染症予防のため、下記の対策を実施しております。
▪️昇殿人数の制限を致します。
原則として祈願主のみの昇殿とさせて頂きます。
但し、初宮詣・七五三詣は以下の通りと致します。
初宮詣 祝子+両親のみ
七五三 祝子+両親のみ(七五三期間中は保護者1人)
▪️神職もマスク着用でご奉仕させて頂きます。
▪️殿内の混雑を避ける為、ご祈願1回あたりの件数は5組までと致します。(七五三特別期間中は15組まで)
▪️殿内は空間除菌と換気を行います。
※混雑時は受付までお時間がかかります。時間には余裕をもってお越しください。
※係員の指示に従い十分な距離を取ってお待ち頂くようにお願いします。
祈願受付 午前9時〜午後4時迄
調(つき)神社の基本情報・アクセス
電話番号 048-822-2254
JR「浦和駅」西口より歩いて約10分
駐車場
参拝者専用の駐車場が数台あります。
祭事をやっていたりすると満車の場合がありますが、歩ける範囲でいくつかコインパーキングがあるのでそちらを利用すると良いかもしれません。
★ナビパーク浦和岸町第一駐車場
最大料金 駐車後24時間1000円