観光名所でもあり、七五三・お宮参りで大人気の筑波山神社(つくばさんじんじゃ)。
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関東全域の神社を七五三・お宮参り撮影でまわってきた僕が、準備から当日の流れまで重要なポイントをお伝えします。
この記事は「七五三・お宮参り」について、準備や当日のことなどすべてわかるというくらいに細かく、そしてわかりやすく解説しています。
記事を読んだ最後には、今もっている疑問はすべて解決しているんじゃないかと思います。
当日に準備不足で困った…なんてことにならないように、お参りを検討している段階から読んでみてくださいね♪
記事は3分ほどで読めますが、お時間のない方は↓の目次からタイトルをクリックすれば読みたいところまでジャンプすることもできます。
目次
筑波山神社が七五三・お宮参りで大人気な理由
茨城県にはいくつか人気の神社があります。
例えば、鹿島神宮、笠間稲荷神社、千勝神社、吉田神社、常陸國總社宮、取手総鎮守 八坂神社など。
同じつくば市内でもいくつかの神社がある中で、もしかしたら他の神社と比較検討しているケースもあると思います。
そこでまず、筑波山神社の人気の理由を解説していきます。
緑豊かで美しい四季を感じられる
春は新緑が美しく生い茂り、そして秋には誰もが感動してしまうほどの紅葉を見せてくれる。
季節をこれほどにも感じられるというのは、とっても贅沢だな〜と感じてしまいます。
何年も伺っていますが、秋の七五三シーズンに行くと、銀杏の葉っぱで黄色く染まった境内が言葉にできないくらいに美しいですよ♪
着物で訪れるのであれば、真冬と真夏は少し避けた方がいいかもしれません。
七五三・お宮参りともに春と秋がオススメです。
大きな境内の中に小さな「社」が点在している
広い境内の中には、日枝神社・春日(かすが)神社・厳島(いつくしま)神社と、小さな分社がいくつかあり見どころになっています。
県の指定文化財にも登録されていますよ。
ちなみに厳島神社は「技芸上達」にご利益があると言われていて、お札を200円で買うこともできます。
習い事やスポーツなど、もし何か打ち込んでいることがあるならオススメですよ♪
とにかく眺めがよく、観光名所としても人気
筑波山の中間地点にあるので、眺めは最高!
ロープウェイもあり、ここから女体山・男体山の頂上に行くこともできるので登山客も入り混じって賑わっています。
ふもとには、お土産屋さんや食事どころがあり、パパさんママさんはもちろん、お子さんも楽しめると思いますよ♪
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ここは他の神社には無い、こどものころに感じたお祭りのワクワク感に似た楽しさがあります^^
七五三の準備!着物・着付け・千歳飴など
みんな着物はどうやって用意してる?
大体の方は衣装店や写真館でレンタルするケースが大半でしょう。
ただ、他にもこういったケースもあります。
(2)メルカリで購入した
(3)ネットレンタルを利用した
メルカリでの購入は最近増えていて、「1万円で購入した着物が使用後に1万円で売れた!」なんてケースも耳にします。
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みなさん賢いですね〜。ママさん達から色々と教えてもらってます。笑
着付けについて
着付けはどうしたのか、今までのお客様にヒアリングしてみるとこういった感じです。
(B)おばあちゃんなど親戚に頼んだ
(C)行きつけの美容室に頼んだ
(D)出張着付け師を家やホテルに呼んだ
(E)衣装と着付けがセットのフォトスタジオで頼んだ
(F)神社に隣接しているお宿、江戸屋で着付けした
3歳七五三の着物、被布くらいならやったことのないママさんでもYouTubeの着付け動画を見れば着付けられるかもしれません。
お宮参りの掛け着(祝い着)もさほど難しくありません。
ただ、5歳・7歳の着付けはちょっとハードルが高いです。
行きつけの美容室にお願いするか、出張着付け師さんをネットで見つけるのも手だと思います。
(出張着付け師さんの相場は大体一人につき8,000円くらい)
着物をレンタルするなら、レンタルと一緒に着付けしてくれるスタジオで一緒にお願いするのもアリだと思いますよ。
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僕の撮影させて頂いているお客様も、大手のスタジオで前撮りと着物レンタル、着付けを済ませてお参り当日は神社でロケ撮影を楽しむ…こんなケースが多いです。
また、筑波山神社の真横にある江戸屋さんに泊まって、朝お部屋で着付けしてもらってそのまま歩いてお参りにいくこともできますよ。
江戸屋さんについては後ほど詳しく解説しているので、そちらをご覧くださいね♪
千歳飴はどうやって用意する?
千歳飴ってレトロなデザインで、なんだか可愛いですよね。
神社で七五三のロケーション写真を撮るときに千年飴が欲しい場合は、前もって用意しておくことをお勧めします。
Amazonで500円〜800円くらいで購入できますよ。
数種類デザインがあるので、気に入ったものが見つかりますよ。
→Amazonで千歳飴を見てみる
また、近くに洋菓子店の不二家があれば、500円〜600円くらいで売っていることもあります。
(今までの経験で言うと、デザインは1種類しかないことが多いです)
筑波山神社でお参りしよう!七五三・お宮参り
七五三・お宮参りついて、祈祷にかかる費用や時間、予約方法や受付場所など詳しく解説していきます。
こちらを読んでもらえれば、当日迷うことはありませんのでご安心くださいね。
ご祈願にかかる初穂料
5,000円・10,000円・20,000円以上と選べるようになっていますが、お子さま一人につき5,000円が一般的な相場です。
詳しくはこちらの記事へ↓
七五三の初穂料はいくら?書き方や相場、兄弟の場合など
ご祈祷時間と事前予約について
平日 9時~4時(1時間間隔)
土日祝日 9時~4時(30分間隔 但し、12時半は除く場合があります)
ご祈祷に入る15分前までに受付を済ませましょう。
事前予約については、WEB・電話での予約をすることはできませんが、FAXでの事前申し込みだけ可能となっています。
申込書のダウンロードはこちらから↓
https://www.tsukubasanjinja.jp/gokitou/index.html
事前予約はせず、お参り当日の受付でも大丈夫です!
※FAX、電話番号などはこのページの最後にまとめて記載してあります。
ご祈祷当日の流れ〜受付場所、待合室について〜
お参り当日は少し時間に余裕をもって着くように行きましょう。
ご祈祷の受付場所(社務所)は本殿の真横、左側にあるのでとってもわかりやすいです。
事前に予約はせず当日に受付する場合は、社務所にて用紙をもらって記入し提出しましょう。
(FAXで事前予約している場合は、用紙を書かずに受付にてその旨を伝えてください)
そのあとは建物の裏側にお手水がありますので、手を清めて待合所へ。
本殿と社務所の間に小さな橋があり、そこをくぐるように入ります。
ご祈願の時間になれば、宮司さんが呼びに来てくれます。
それまでに身なりを整えたり、お手洗いも済ませておきましょう。
御祈願にかかる時間は約15分〜20分くらい。
御祈願が完了しましたら、お守りなどの授与品がもらえます。
受け取りましたら終了です。
筑波山神社はご祈祷中の撮影はNG!
ご祈祷中の撮影はできません。
その代わり、本殿の周辺にはたくさんの撮影スポットが設置されていますよ♪
七五三フォトパネルや赤い野点傘(のだてがさ)などが用意されているので、ご祈祷の前後に心ゆくまで写真撮影を楽しむことができます^^
筑波山神社で写真撮影!ロケーションフォトが人気
ナチュラルな雰囲気でいつもの表情が残せることで人気のロケーションフォト。
筑波山神社では、プロの出張カメラマンによる撮影が許可されています。
これだけ人気の神社だと、逆に人が多すぎて敷地内で写真を撮るのは大変なんじゃ…と思う方もいるかもしれません。
もしかしたら、「混まない小さな神社に行こう!」と思った方もいることでしょう。
ただ、小さな神社に行ったとしても、人が少ないにしても境内の敷地面積が少ないので、七五三シーズンの混み具合は同じくらいに感じると思います。なので全く問題はありませんよ♪
実際に撮影した写真(出張撮影)
こちらの写真を撮影したのは11月の七五三シーズン真っ只中。
しかも祝日で境内はかなり混み合っていました。
それでも工夫次第でこんな写真が撮れます。
当社、出張撮影キッズフォトではご家族写真の他にもさまざまなバリエーションで撮影させていただきます。
境内の写真や絵馬など、当日が思い出せるような「風景カット」も全て一緒にデータでお渡し。
データはスマホに入れたり、年賀状に使ったりと自由にごご利用いただけますよ。
お宮参り・七五三の写真は
出張撮影KidsPhotoのロケーションフォトで
\おかげさまで15周年/
今まで撮影したお客様は1万組以上!
出張撮影キッズフォトは2009年に創業の出張撮影サービス。
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お宮参り・七五三をメインに、関東圏内ありとあらゆる場所へ撮影にお伺いしております。
料金プラン
※①お宮参りと②七五三でプランの内容が異なります。
①お宮参り撮影+祝い着無料レンタルプラン
カメラマンと神社で集合し、祝い着の着用をお手伝いさせていただき、ご祈祷と撮影を合わせて1時間半ほどお時間をいただきます。(そのうち撮影時間は、45分〜60分)
【祝い着のレンタルについて】
出張撮影をご予約いただいたお客様に限り、祝い着を無料レンタルしております。
(お手持ちの祝い着がありましたら、そちらを使用していただくことも可能)
祝い着は全て1点ものとなっておりまして、デザインをお選びいただくことができません。
(赤ちゃんがミルクを吐いてしまいクリーニングになる場合などがあるため、どれをお持ちするか確約できないため)
女の子は赤・ピンク系、男の子は紺色、黒系になります。
柄は多少の違いはありますが、ランクは同じものとなります。
デザインはInstagramをご確認ください。
(掲載されている9割のお客様が当社のレンタルになります)
【お得な平日キャンペーン実施中です】
平日にご予約をいただいたお客様に限り、お写真データを30カットほど多めにお渡しさせていただきます。
②七五三撮影プラン
平日 | 34,800円 + 出張費 |
土日・祝 | 39,800円 + 出張費 |
※七五三の着物レンタルは、申し訳ありませんがご用意がございません。撮影のみとなります。
※お写真データ100カット以上お渡し。
撮影時間は60分ほどになります。
お写真の納品方法・出張費・延長について
※出張費はこちらからご確認ください。
※お写真データ(データディスク)、と2Lプリント1枚がセットになっています。
LINE、ギガファイル便での送信も可能です。
※2Lプリントはカメラマンが選んだベストショットをプリントし、DVD-Rと一緒に同封させていただきます。
※お渡しするお写真データは、明るさ・色など修正を加えたものをお渡しします。
※さまざまなバリエーションで撮影させていただきますが、追加費用はかかりません。
※撮影延長のご希望がある場合は、延長30分5000円にて延長が可能です。
神社1箇所でしたら1時間でじゅうぶんですが、お食い初めや会食など、場所の移動がある場合にオススメです。
延長のご希望がある場合は、ご予約時にご相談ください。
キャンセル費用について
雨天時やお子様の体調不良による日程の変更については、撮影日の前日まで費用はいただいておりません。
その場合は、撮影日の前日にカメラマンから前日確認のお電話を差し上げておりますので、そのタイミングでご相談いただければ大丈夫です。
※2度目以降の変更につきましてはキャンセル扱いとさせていただきます。(費用が発生します)
キャンセルされる場合のみ以下の費用が発生します。
・ご予約完了~撮影日14日前まで…撮影料金の30%
・14日前~10日前まで…撮影料金の50%
・9日前~4日前まで…撮影料金の80%
・3日前~当日…全額
食事は「いしはま」食堂がおすすめ
親族で会食するのか、それとも家族だけでカジュアルに食事するのかによっても違うとは思うのですが…
もしカジュアルに楽しむのなら、大パノラマとつくば名物を堪能できる「いしはま」がおすすめ。
窓際から見えるこの絶景!
贅沢すぎませんか!?笑
お天気が良い日には、スカイツリーや富士山も見えますよ。
こちらの写真ではテーブル席ですが、座敷もあるのでお子さまも安心です。
そしてこれ!
名物のつくばうどんが絶品なんです!
写メでごめんなさい。笑
鰹や昆布でうまみを引き出した優しくもコクのあるスープ。
そこに山の恵みのわらびやひめたけなど、山菜をふんだんにトッピングした一品。
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いしはまの回し者ではないのですが、おいしすぎて七五三撮影のあとに必ず立ち寄ってしまいます。
しかも場所も良くて、神社の階段を降りたところにあるので歩いて行けますし、いつもそこまで混んでません。笑
他にも食事処は近隣にたくさんお店がありますので困ることはないでしょう。
〒300-4352 茨城県つくば市筑波721
電話番号 029-866-0713
お参り後に立ち寄りたいお土産屋さん
神社のふもとには、いくつかのお土産屋さんがあり見ているだけでも楽しいのです。
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おすすめは、つくば名物でもある「天狗まんじゅう」「ガマの油」「メロンようかん」。
メロンようかんは、茨城県産のメロンを使用して作られていて、思ったより甘さ控えめで食べやすい。
まんじゅうやガマの油はご親族へのお土産にピッタリですよ♪
江戸屋に宿泊してゆっくりと筑波山神社へ
筑波山神社に隣接している、創業390年の格式あるお宿「江戸屋」さん。
実は、着付け師の手配もやってくれる親切なお宿なんです。
もし、おじいちゃんおばあちゃんもいらっしゃるようでしたら、前日から泊まって温泉でゆっくりして、翌朝お部屋まで着付け師さんに来てもらって着付けして、そのまま歩いてお参りに行けますよ。
渋滞もなく、時間にゆとりをもって動けるのは嬉しいですよね。
ただ、着付け師さんは近隣の美容師さんがきてくれるそうで事前予約は必須。
七五三シーズンは着付け師さんもひっぱりだこで予約が遅いと手配できないケースも。
そうならないように、なるべく早めに予約をしておきましょう♪
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七五三って女の子は一生で2回、男の子は1回しかない一大イベント。ちょっと贅沢しちゃっても良いですよね^^
筑波山神社の基本情報(住所・アクセスなど)
住所 | 〒300-4352 茨城県つくば市筑波1番地 |
電話番号 | 029-866-0502(問い合わせは9時~17時まで) |
FAX番号 | 029-866-0565(ご祈祷の事前予約はこちら) |
オフィシャルサイト | https://www.tsukubasanjinja.jp/ |
アクセスとGoogleMap
★電車で行く場合
つくばエクスプレスで秋葉原よりつくば駅まで45分、筑波山シャトルバス40分
★車で行く場合
常磐自動車道土浦北ICより、国道125号線経由で約40分
駐車場について(注意!)
筑波山神社のすぐ麓(ふもと)にコインパーキングがあります。
有料駐車場になっており、1日500円。
ご祈祷者は無料になりますので発券して受付に駐車券を持っていきましょう。
ただ、登山客や観光客も利用するのでかなり混雑します…
オンシーズンの土日祝日になると、朝の9時には満車になってしまうことも。
そんな時は参拝者専用の駐車スペースが用意されていますのでこちらを利用しましょう。
本殿のすぐ下にありますよ。↓
ふもとから本殿までは階段
階段が多いので、お子さんは履きなれた靴で上まで上がった方がいいかもしれません。
(上で草履に履き替えましょう)
筑波山神社のお参りまとめ
観光地化していて混雑することは多々ありますが、とっても素敵な神社です。
筑波山神社にはじめて撮影で行ったのがもう10年近く前になると思うのですが、年々人気になっているように感じています。
きっと楽しい思い出と、最高の1日になるはず。
しっかり準備をして当日を迎えてくださいね。
それでは♪
※例祭や祈年祭などの行事や結婚式など、イレギュラーなケースもあります。
お参り日に祈祷ができるか等、必ず神社に確認してから行きましょう。
例えば…以下のような祭事があります。
2月10日・11日=年越祭/旧暦正月14日の追儺式(豆まき)
3月4日=祈年祭/穀物の豊穣を祈るとともに国家の安泰を祈請する祭礼
4月1日=御座替祭/筑波山神社の例大祭(御本殿の神衣祭、拝殿の奉幣祭、神幸祭の総称)
4月最終土曜=赤宮祭/境内社の日枝神社・春日神社の例祭
11月1日=御座替祭/筑波山神社の例大祭(御本殿の神衣祭、拝殿の奉幣祭、神幸祭の総称)
12月5日=新嘗祭/新穀をお供えし、収穫を神恩に感謝する祭礼