どうもKOBOこと小堀です。
スタジオコンサルをやっていく中で多いのが
バック紙を使っているスタジオだったり、古いセットから新しくおしゃれなセットに改装したいというもの。
新規の立ち上げ案件もありますが、同じくらいに内装のリノベーション案件が多いんです。
お話を頂いた時に、ただ撮影セットを作るお見積りを出して、すぐにとりかかることはしません。
なぜかというと、ただ内装を変えただけで売上が上がる訳ではないからです。
まずヒアリングをさせて頂いています。
自社の「ウリ」が何か、しっかりと抽出していく
フォトスタジオの改装を行う前に、ヒアリングの中で自社のウリをしっかり見直していきます。
そこで、プラスでどんなウリを付け足したいのか。
または、隠れたウリがある場合もあります。
これは経営されているオーナー様も気が付いていないこともあります。
今あるウリの中でそこをブランディングに使える要素がないか。
・たくさんの衣装があること?
・創業◯◯年みたいな老舗感?
・スタッフが女性のみなど安心感?
これだけでは、今は少し弱いかもしれません…
例えば、何代も続いている老舗の写真館でしたら
昔はフィルムで白黒撮影をやっていた…
これを新しいプランで、シンプルなバック紙で白黒撮影ができるプランとして差別化してみる。
見せ方がかなり重要になってきますが、大げさにいうとこんな方法も作れる訳です。
結局みんなが同じように今風にしようと、同じような写真館の内装になってしまったら
それはそれで行く末は希少性が無くなりますから、価値が無くなる可能性が高いと僕は思っています。
そうなってくると、ブランド名における信用と
あとはスペックで選ばれるようになってしまう。
どういうことかと言うと、昔はスマホと言ったらiPhoneユーザーしか僕の周りにはいませんでしたけど、Docomoだったり、色々なメーカーがスマホを出してきて安さなど、スペックで選ばれるようになってきました。
でもiPhoneのブランド感はやっぱり強く、何がなんでもアップルが好きだからiPhoneしか使わない人もいます。
ここで言う、アップルになれていれば話は別ですが、
そうじゃない場合、スペックによる価格競争に巻き込まれますよね。
写真館Aは3万円で70カットもらえる、
でも写真館Bは25000円で70カットもらえるからあっちにしよう・・・
こうなってしまう訳ですね。
なので希少性はすごく大切になってくる。
内装をやるにしても、ご近所スタジオと被らないような写真が撮れるスタジオとして工夫が必要です。
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