調布市にある深大寺。
一般的には、お宮参りというと神社で行うイメージがあると思いますが、とっても人気なんですよ♪
KOBO
深大寺に何度もお伺いしている出張カメラマンKOBOが、詳しく解説していきます。
お宮参りの衣装について、ご祈願について、お食事できるお店についてなど、
この記事を読んでいただければ事前準備はバッチリ整うと思いますので少し長いですが最後までお付き合いください♪
初めて行くという方もいらっしゃるかもしれないので、どんな場所でどんな歴史があるのか等…
解説も入れてあるので、ご近所の方やすでに行ったことのある方は、下の目次から読みたいところにジャンプしてくださいね。
目次
深大寺の特徴
深大寺(じんだいじ)は、東京都調布市深大寺元町にあるお寺です。
東京都浅草の浅草寺(せんそうじ)に次ぐ古いお寺で、2017年には白鳳仏(はくほうぶつ)が国宝として指定されました。
漫画家の水木しげるさんが調布に50年住んだことから、深大寺の近くには鬼太郎茶屋などがあったりします。
深大寺でお宮参り〜ご祈願について〜
予約方法 | ネット、または電話 |
祈願料 | 5000円、または10000円 |
授与品 | お札、お守り、破魔矢、オーガニックタオル |
御祈願の受付は、ネット・または電話予約となっています。
ネットから予約する場合は深大寺の予約フォームからどうぞ。
祈願料は神社でもお寺でも、御祈願をお願いする場合にかかる費用です。
5,000円と10,000円のどちらかを選ぶようになっていますが、お気持ちでどちらでもOKです。
一般的な相場となっています。
KOBO
10,000円にすることで、もらえる記念品(授与品)が多少変わることがあるそうですが御祈願の内容に違いは無いですよ。
御祈願にかかるお時間は15分ほど。
電話予約の場合は、お参りの当日に受付にて申し込み用紙の記入が必要になるので少し時間がかかります。
当日をスムーズに迎えたい場合はネットからの予約がオススメですよ。
深大寺でお宮参り記念
ご祈祷中の撮影は許可されていませんが、境内の撮影は許可されています。申請も必要ありません。
KOBO
他の参拝者や観光客の邪魔にならないよう注意しながら、数あるフォトスポットを案内させていただきます♪
お宮参りの写真は
「出張撮影キッズフォト」で残そう
\おかげさまで15周年/
今まで撮影したお客様は1万組以上!
出張撮影キッズフォトは、2009年創業のプロカメラマンのみが在籍する撮影サービス。
※カメラマンは明治神宮で撮影を担当していたFumi、Mune、KOBOの3名
KOBO
お宮参り・七五三をメインに、関東圏内ありとあらゆる場所へ撮影にお伺いしております。
お得なお宮参り撮影+
祝い着無料レンタルプラン
料金
撮影費用29,800円+出張費用3,000円
=合計金額32,800円
プラン内容
・お写真データ70カット以上(DVD-R納品)
・お写真プリント1枚
・ご自宅に郵送でお届け
お客様指定の場所(神社・仏閣等)にカメラマンがお伺いし、ご祈祷と撮影をあわせて1時間30分ほどお時間をいただきます。
祝い着のレンタルについて
出張撮影をご予約いただいたお客様に限り、祝い着を無料レンタルしております。
(お手持ちの祝い着がありましたら、そちらをご使用していただくことも可能です)
祝い着は全て1点ものとなっておりまして、デザインをお選びいただくことができません。
(赤ちゃんがミルクを吐いてしまいクリーニングになる場合などがあるため、どれをお持ちするか確約できないため)
クリーニング費用はいただいておりませんのでご安心ください。
女の子は赤・ピンク系、男の子は紺色、黒系になります。
柄は多少の違いはありますが、ランクは同じものとなります。
デザインはInstagramをご確認ください。
(掲載されている9割のお客様が当社のレンタルになります)
祝い着の着用方法がわからなくても大丈夫
通常はママさんが抱っこする場合、パパさんが着用させてあげなければなりませんが、祝い着の着用方法がわからないという方がほとんど。
ちょっとしたコツが必要で、抱っこしているご本人様がご自身で着用するのは困難ですが、
お宮参りに慣れたカメラマンが着用をお手伝いさせていただきますのでご安心ください。
★お得な平日キャンペーン★
平日にご予約をいただいたお客様に限り、お写真データを30カットほど多めにお渡しさせていただきます。
※プリントはカメラマンが選んだベストショットをプリントし、同封させていただきます。
※ママさんパパさんのスマホやPCが壊れてお写真データが消えてしまった…
そんな事例がいまだに報告されていますので、当社ではDVD-Rでの納品とさせていただいております。
※LINE、ギガファイル便でのお渡しも可能です。
※さまざまなバリエーションで撮影させていただきますが、追加費用はかかりません。
※神社から移動してお食い初めも撮影したい!などご希望が特別にある場合、30分5000円で延長をつけることも可能です。
(次のお客様がお待ちの場合は当日の延長は不可)
キャンセル費用について
雨天時やお子様の体調不良による日程の変更については、撮影日の前日まで費用はいただいておりません。
その場合は、撮影日の前日にカメラマンから前日確認のお電話を差し上げておりますので、そのタイミングでご相談いただければ大丈夫です。
完全キャンセルをされる場合のみ以下のキャンセル費用が発生しますのでご注意ください。
・ご予約完了~撮影日14日前まで…撮影料金の30%
・14日前~10日前まで…撮影料金の50%
・9日前~4日前まで…撮影料金の80%
・3日前~当日…全額
お宮参りフォトギャラリー
撮影させていただいたお客様フォトギャラリーです。
※画像をクリックすると拡大します。
★もっとたくさん見てみたい方はこちらから
お宮参りの質問に答えます!
産まれてからどのくらいでお参りすればいい?
男の子は生後30日、あるいは31日目。女の子は32日、あるいは33日目。
これが古くからの風習でしたが、最近ではこの日にこだわる方は少なく、
ママさんやお子さんの体調を考慮したり、パパさんのお仕事の都合で休める日に行うのが一般的になっています。
お宮参りをする意味ってそもそも何ですか?
元々は氏神様(うじがみさま)といって、住んでいる場所にある神社で、その土地を守ってきた神様に無事に出産できたことを感謝して、これから赤ちゃんの健やかな成長や長寿を祈っておこなわれる行事。
古くからの行われてきた大切な人生儀礼です。
昔は医療が十分に発達していなかった為、神社でご祈祷をすることで「神様からの御加護」を受けて、病気などせず、元気に成長できるようにと祈りを込めて始まったとされています。
また、無事に出産できた感謝や、赤ちゃんを守ってくれる神様への挨拶という意味も兼ねています。
ですが最近では意味合いというよりも、おじいちゃんおばあちゃんを喜ばせる為にやるという方もいれば、七五三と同じで日本の風習というか、しきたりみたいなものになっているので、お参りに行って親族で会食したり、ある種イベントのような、そんな感じになっている部分もあるのでないかと思います。
どうやってお参りする神社を決めればいいですか?
先ほど書いた通りで、氏神様(うじがみさま)といって、住んでいる場所にある神社に行くというのが昔は多かったのですが、現代は地元を離れて暮らすケースが多く、アクセスの良さで選んだり、好きな神社を選んでお参りに行くケースがほとんどです。
産まれた土地で生涯を終える時代じゃなくなったという時代背景もあるのかもしれません。
お食い初めって何ですか?お宮参りと関係ありますか?
お食い初めは100日祝い(百日祝い)とも呼ばれていて、赤ちゃんの生後100日前後に「一生食べ物に困らないように」という思いを込めて行うお祝いです。
お宮参りと関係はないかもしれませんが、ちょうど100日前後でお宮参りを行うご家庭が増えていて、「100日祝いも一緒にやっちゃおう!」という流れになっているのだと思います。
初宮詣帰りの会食で、100日祝い膳を出してくれるお店で会食をするご家族も多いですよ。(実際に赤ちゃんが食べるわけではないんですけどね。笑)
祝い着のレンタル希望です。こちらで用意するものはありますか?
祝い着と一緒に、よだれかけ、帽子もお持ちさせていただきます。着用している時は、赤ちゃんの下に着ているお洋服は見えません。
ですがもし、掛け着を脱いでベビードレスでも撮影したい…そんな場合には、べビードレスを着用していらしてください。撮影可能です。
特別な持ち物はありますか?
特に持ち物はありませんが、オムツなどのいつもの「お出かけセット」は必要ですね。
撮影までにご祈祷を済ませた方がいいですか?
必ず祝い着を着用しないといけないなんてルールはありませんので、先に済ませてもいいですし、祝い着をかけてご祈祷に入られてもどちらでも大丈夫です。1番多いのは下記のパターンです。
①カメラマンと集合して掛け着を着用。
②ご祈祷受付
③呼ばれるまで少し撮影
④祝い着を掛けてそのままご祈祷へ
⑤残り時間で撮影
深大寺と言えばお蕎麦!
お参り帰りに食べるおすすめのお店
お宮参りですので、赤ちゃんと一緒に入店可能な「座敷あり、または個室あり」のお店をご紹介します。
KOBO
深大寺周辺には美味しいお蕎麦を食べられるお店が、紹介しきれないほど沢山ありますが、今回は厳選に厳選を重ねて、特におすすめしたいお店をご紹介したいと思います。
深大寺と言えば、なぜお蕎麦!?
江戸時代の深大寺周辺は稲作に不向きな土地でした。
通常、小作人は米などを年貢として納めるわけですが、この周辺では蕎麦粉を納めていたようです。
そのような土地柄もあり深大寺周辺では、お蕎麦が特に発展したんだそう。
深大寺の近くにある神代植物公園(じんだいしょくぶつこうえん)には蕎麦畑があり、ちょっとした観光名所にもなっていますよ。
深大寺から徒歩1分!お食い初めもできる水神苑
深大寺のすぐ近くにある懐石料理の名店、それが水神苑(すいじえん)。
魅力は滝の流れる綺麗な庭園と、こだわり抜いた「和の薬膳」が楽しめること。
料理長の塚本真介さんが仕事をしながら薬膳の専門学校に通い、研究に研究を重ねて「和食に合う薬膳料理」を生み出したんだそう。
お食い初め膳も注文できるので、お宮参り当日にお食い初めも一緒に済ませることもできますよ。
水神苑のお蕎麦は有名ですが、ただ美味しいだけではなく非常に健康的な料理が楽しめるお店なのです。
KOBO
深大寺の本堂から歩いてすぐの場所にあるので、お参り帰りにそのまま寄れるのは嬉しいですね♪
天然温泉もある!湯守の里
こちらも深大寺のすぐ近くにありますよ。
天然温泉も楽しめるので、ご親族さまが遠方からくる時にもいいかもしれません。
ちなみに温泉は肌の保湿効果やお肌の凹凸を平滑化するなど美肌効果が非常に高い黒湯(くろゆ)です。
さらに免疫力を高める石や浄化作用のあるパワーストーンを敷き詰めたり、湯守の里では「美容と健康を意識したお風呂」が沢山用意されています。
お風呂だけではなくエステやマッサージなどのサービスも。
湯守の里の2階にレストランがあり食事が食べられます。
深大寺名物のお蕎麦はもちろんのこと、定食や丼なども用意されていますよ。
また1階にも「お庭のごちそう屋」があり、こちらの方ではアイスなどが食べられます。
深大寺の基本情報
駐車場は近隣のコインパーキングを
深大寺の参拝者専用の駐車場は用意がなく、近隣のコインパーキングを利用する必要があります。
打ち止めで700円〜800円ほどで近隣にいくつかパーキングがありました。良心的なお値段ですね。
観光名所にもなっているので、土日祝日などは混み合います。
お日柄の良い日は平日でも10時過ぎには満車になってしまうこともあるので、少し余裕を持って到着できるようにすると安心かもしれません。
深大寺の歴史〜おまけ〜
KOBO
ここからは豆知識コーナー。興味のある方だけ読んでみてください。笑
深大寺は733年に満功上人(まんくうしょうにん)により、法相宗(ほっそうしゅう)の寺として建てられました。
法相宗とは大乗仏教の一派で、開祖は西遊記で有名な玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)。
710年〜784年の奈良時代に中国から日本に伝わりました。
最近の研究で深大寺は、鎌倉幕府と深い関係にあることが分かりました。
源頼朝(みなもとのよりとも)の甥にあたる範円(はんえん)や源昭(げんしょう)、
鎌倉幕府九代将軍・守邦親王(もりくにしんのう)の子である守慧(しゅけい)
これらの人々が深大寺の住僧(じゅうそう)や別当(べっとう)であったことが判明しました。
住僧とはその寺院に居住する僧のことで、別当とは寺の長のことです。
明治時代以前は寺が神社を管理していて、神社の祭祀(さいし)も仏式で行っていました。
神社の上につき管理運営する寺のことを別当寺(べっとうじ)と呼んでいて、その寺の最高管理者を別当と呼んでいたのです。
実は江戸時代の1646年と1865年に深大寺は火災に遭い、建物の大半を焼失してしまいます。
現在の深大寺の本堂は大正時代に再建されたものです。
深大寺のご利益
深大寺では、これらのご利益を受けることができます。
順番に説明します。
厄除け
深大寺には、元三大師良源(がんざんだいしりょうげん)が祀られています。
良源は平安時代の天台宗の僧です。
火災により焼失していた比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)の堂や塔の復興など、数多くの功績を挙げています。
良源は霊力がとても高く「様々な姿に変じて人々を救った」といった不思議なエピソードがあり、そのため元三大師良源が祀られてる場所では「厄除け」のご利益を受けることができると言われています。
ちなみに、あの有名な比叡山延暦寺は「おみくじ」発祥の地であり、良源は「おみくじ」の創始者として有名な人物です。
縁結び
深大寺を建てたのは満功上人ですが、満功上人の父親には縁結びと関係の深いエピソードがあります。
満功上人の父・福満(ふくまん)は郷長右近(さとおさうこん)という豪族の娘と相思相愛の仲になりました。
しかし、郷長右近夫妻は「娘の相手として、ふさわしくない」と、その恋愛に反対をします。
そして、娘を湖水の中の小島にかくまって、福満と娘を会わせないようにしてしまいます。
そんなことがあり、困ってしまった福満は玄奘三蔵の故事を思い浮かべ、仏教の守護神である深沙大王(じんじゃだいおう)に祈ることにします。
そしたらなんと池から大きな霊亀が現れて、福満を背に乗せて娘がかくまわれてる小島まで運んでくれたのです。
そのような奇跡があったことから、郷長右近夫妻は福満と娘の恋愛を許すことにします。
そんな恋愛の末に生まれたのが、深大寺を建てた満功上人と言われています。
満功上人が深大寺を建て深沙大王を祀ったわけですが、父親である福満の想いを引き継いでのことだったようです。
浄化
東京23区西部と埼玉の川越市や神奈川県の川崎市あたりは、武蔵野台地(むさしのだいち)と呼ばれています。
台地と呼ぶことから高台にあり、かつては河川から水を得るのが困難でした。
しかし、深大寺の境内付近は、国分寺崖線と呼ばれる崖から湧き水が出ていて、昔から綺麗な水が尽きない場所。
なので貴重な水が手に入ることから、その感謝の念もあり自然と水神信仰が育まれていたようです。
深大寺に祀られている深沙大王は水神でもあるわけですが、満功上人が寺を建てる以前から水神信仰の土壌はあったようで、江戸時代は深大寺町の総鎮守である青渭神社(あおいじんじゃ)の別当寺でした。
深大寺町の総鎮守である青渭神社を、深大寺が管理していたわけです。
青渭神社では、これらの水神を祀っています。
青渭神社は深大寺と深い関係にあるため、水による浄化や水への感謝など、水神信仰を色濃く打ち出しています。
KOBO
今でも三鷹市や調布市周辺は木や川などがあり空気が綺麗で、歩いていても気持ちの良い場所ですが、その雰囲気は昔から変わらないようです。
※当サイトに掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保障するものではございません。
記事を書いた時点のもので最新情報と異なる場合があります。
神社の受付時間や基本情報など、変更されている可能性もありますので、お参りに行かれる前に必ずご自身でご確認をお願いいたします。