この記事は白山神社にて、お宮参り、または七五三を予定している方へ向けた記事となっています。
※新潟に総本社の白山神社がごいざますが、文京区の白山神社になります。ご注意ください。
・ご祈祷の値段(費用)・受付方法・所要時間
・レンタル衣装、写真撮影
・神社の特徴や基本情報など
お宮参りと七五三の全ての情報がわかるように細かく記載しましたので、準備にお役立ていただければ幸いです。
各項目に分けて解説しておりますが、記事が少し長くなってしまったので、
・お宮参りはお宮参りの部分だけ
・七五三は七五三の部分だけ
下記の目次から読んでいただいても大丈夫です。
目次
白山神社(文京区)でお参りしよう
御祈祷の受付・費用・所要時間
予約方法 | 電話で予約 03-3811-6568 |
受付時間 | 10時〜 |
当日の受付場所 | 社務所 |
祈願料 | 5,000円〜お気持ち |
所要時間 | 20分〜30分 |
一般的に「神社にお参りする」と言えば、拝殿に設置されているお賽銭箱に小銭を投げ入れて、手を合わせてお祈りする…というようなイメージがあるかもしれませんね。
ですがご祈祷はちょっと違います。
社殿に上がって(建物の中に入って)、神職様に祝詞(のりと)を読んでもらい、神様にお願い事を伝える儀式となります。
※お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長や長寿を願って、七五三は今まで大きくなれたことに感謝します
ご祈祷では、神職がそれぞれのお願いごとに合わせた祝詞を読み上げたのち、玉串をお供(そな)えし拝礼を行って、最後にお札・お守りなどの授与品(記念品)をいただいて終了です。
電話予約が安心
祭事がある場合など、神職様がいらっしゃらないことがあり、ご祈祷を受けられないケースもありますので、お参りの日程が決まり次第、一度お電話で予約をしておくと安心です。
受付時間は10時〜と記載しましたが、日程により異なるようで、こちらもお電話にて相談してみてください。
白山神社の特徴
こちらの神社にてお宮参り・七五三のご祈祷を執り行う予定のある方は、近隣にお住まいの方だったりと、はじめて行くという方は少ないとは思うのですが、
もしかすると引っ越して来られたりと、どんな神社なのかよく知らない方も、少なからずいらっしゃるかもしれません。
KOBO
そんな方の為に、どんな神社なのか豆知識としてご紹介しますね。
白山神社はこんな神社
東京都文京区白山に鎮座する白山神社は、新潟にある白山神社が総本社。
東京をはじめ各地にある白山神社の中の一つです。
総本社ではないものの、白山という地名や地下鉄の駅名の元になっており、古い歴史がありますよ。
マンションや商業施設、学校などに囲まれていますが、たくさんの地元民に愛されていて、平日の日中でも参拝者が入れ替わり現れて参拝している様子が見られます。
5代将軍・徳川綱吉と、その生母・桂昌院(けいしょういん)から篤い信仰を受けた白山神社は「縁結びの神社」としても非常に有名です。
白山神社のご由緒
白山神社は948年9月に現在の本郷一丁目に加賀国一宮・白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)の分霊を祀ったのが始まりと言われています。
1338年に白山神社は、足利尊氏(あしかがたかうじ)によって祈願所とされました。
1616年には現在の小石川植物園にあたる巣鴨原に、白山神社は場所を移します。
当時は白山社・氷川社(千石の簸川神社)・女体権現の三社が並んで鎮座していたと言われています。
1651年に巣鴨原一帯を、後の5代将軍・徳川綱吉である松平徳松の用地とすることが決まります。
そのようなことから、徳川綱吉は館林藩藩主となったため巣鴨原は館林藩の下屋敷として整備されることに。
その影響で1655年に白山神社は現社地に遷座(せんざ)することになりました。
この縁により、白山神社は5代将軍・徳川綱吉とその生母・桂昌院の深い信仰を得ることになり、小石川の鎮守として崇敬されました。
1690年に白山神社は幕府より朱印地30石を賜ります。
1868年には准勅祭社に列格し、1872年には郷社に列格しました。
1899年には拝殿を造営、1933年には社殿の改修を行っています。
白山神社は、1975年に定められた東京近郊の10の神社「東京十社」のうちの1つであり、現在でも多くの人が足を運びます。
白山神社の歴史
1338年:足利尊氏によって祈願所とされる。
1616年:巣鴨原に遷座
1655年:現在の地に遷座
1690年:幕府より朱印地30石を請け賜る
1703年:火災により類焼
1704年:寄付により再建
1719年:火災により焼失
1868年:准勅祭社に列格
1872年:郷社に列格
1899年:拝殿を造営
1933年:社殿を改修
1935年:境内にあった白旗桜が国の天然記念物に指定
白山神社の見どころ
白山神社の見どころを紹介します。
大鳥居
白山神社は最寄駅の白山駅からすぐのところに鎮座しており、東側に社号碑と大鳥居があります。
大鳥居は1889年に建てられたもの。
こちらの参道は社殿に対して横にある参道なので、表参道ではありませんが白山駅から近いので良く使われる参道となっています。
南参道
白山神社には大鳥居のある東参道の他に、南参道があります。
白山通り側の商店街となっている「京華通り沿い」に「白山神社」の社号碑があり石段が見えてきます。
石段の先は境内となっており、周りは駐車場として整備されています。
この南参道のあたりは紫陽花(アジサイ)が咲くので、5月〜7月頃は美しい光景を目にすることができます。
社殿
南参道の正面には社殿があります。
1899年に造営された拝殿を基礎に、1933年に改修されたものが今でも現存しています。
白山神社の社殿は細かい彫刻が特徴的です。
この社殿の近くには白山公園があり、南参道と同じく紫陽花が植えられています。
白山公園からは社殿も眺めることができるため、5月〜7月になると「美しい紫陽花」と「社殿」を同時に拝むことができます。
目が金の狛犬
拝殿前には、目が金に塗られた一対の狛犬があります。
1780年に奉納された、大変古い狛犬で「江戸尻尾立ち」と呼ばれる種類の狛犬。
両目が金に塗られている狛犬は非常に珍しいです。
白山神社のご利益
白山神社では上記のようなご利益を得ることができると言われています。
なぜなら↓の3柱をを祀っているからです。
①菊理姫命(くくりひめのみこと)
②伊弉諾命(いざなぎのみこと)
③伊弉冉命(いざなみのみこと)
特に①菊理姫命は注目すべき神様で、シャーマンの元祖と呼ばれることもあります。
②伊弉諾命と③伊弉冉命は夫婦神なのですが、この夫婦が黄泉の別れに臨もうとしたときに、その仲裁を果たしたのが①菊理姫命です。
3柱の神様は「縁結び」のご利益で知られていますが、伝承的には円満に別れる「良き別れ」の意味も込められています。
良き出会いをするだけが「縁」ではなく、良き別れをするのも「縁」と言うことです。
そのため、白山神社では恋愛や結婚の縁結びのご利益だけではなく、商談成立などのご利益もあると言われています。
お宮参り・七五三の写真は
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お宮参り・七五三をメインに、関東圏内ありとあらゆる場所へ撮影にお伺いしております。
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撮影させていただいたお客様フォトギャラリーです。
※画像をクリックすると拡大します。
料金プラン
※①お宮参りと②七五三でプランの内容が異なります。
①お宮参り撮影+祝い着無料レンタルプラン
カメラマンと神社で集合し、祝い着の着用をお手伝いさせていただき、ご祈祷と撮影を合わせて1時間半ほどお時間をいただきます。(そのうち撮影時間は、45分〜60分)
【祝い着のレンタルについて】
出張撮影をご予約いただいたお客様に限り、祝い着を無料レンタルしております。
(お手持ちの祝い着がありましたら、そちらを使用していただくことも可能)
祝い着は全て1点ものとなっておりまして、デザインをお選びいただくことができません。
(赤ちゃんがミルクを吐いてしまいクリーニングになる場合などがあるため、どれをお持ちするか確約できないため)
女の子は赤・ピンク系、男の子は紺色、黒系になります。
柄は多少の違いはありますが、ランクは同じものとなります。
デザインはInstagramをご確認ください。
(掲載されている9割のお客様が当社のレンタルになります)
【お得な平日キャンペーン実施中です】
平日にご予約をいただいたお客様に限り、お写真データを30カットほど多めにお渡しさせていただきます。
②七五三撮影プラン
平日 | 34,800円 + 出張費 |
土日・祝 | 39,800円 + 出張費 |
※七五三の着物レンタルは、申し訳ありませんがご用意がございません。撮影のみとなります。
※お写真データ100カット以上お渡し。
撮影時間は60分ほどになります。
お写真の納品方法・出張費・延長について
※出張費はこちらからご確認ください。
※お写真データ(データディスク)、と2Lプリント1枚がセットになっています。
LINE、ギガファイル便での送信も可能です。
※2Lプリントはカメラマンが選んだベストショットをプリントし、DVD-Rと一緒に同封させていただきます。
※お渡しするお写真データは、明るさ・色など修正を加えたものをお渡しします。
※さまざまなバリエーションで撮影させていただきますが、追加費用はかかりません。
※撮影延長のご希望がある場合は、延長30分5000円にて延長が可能です。
神社1箇所でしたら1時間でじゅうぶんですが、お食い初めや会食など、場所の移動がある場合にオススメです。
延長のご希望がある場合は、ご予約時にご相談ください。
キャンセル費用について
雨天時やお子様の体調不良による日程の変更については、撮影日の前日まで費用はいただいておりません。
その場合は、撮影日の前日にカメラマンから前日確認のお電話を差し上げておりますので、そのタイミングでご相談いただければ大丈夫です。
※2度目以降の変更につきましてはキャンセル扱いとさせていただきます。(費用が発生します)
キャンセルされる場合のみ以下の費用が発生します。
・ご予約完了~撮影日14日前まで…撮影料金の30%
・14日前~10日前まで…撮影料金の50%
・9日前~4日前まで…撮影料金の80%
・3日前~当日…全額
Q&Aコーナー(総合)
どこの神社にお参りしてもいいの?
元々は氏神様(うじがみさま)といって、地元の神社で執り行うのが通例でした。
最近は地元を離れて暮らすケースも多く、生まれた土地ではなく、アクセスの良さやご利益で選んだり、好きな神社にお参りに行くケースも多くなっています。
里帰りで地元の神社に行かれる方もいらっしゃいますし、ケースバイケースでどちらでも大丈夫です。
カメラマンさんが撮影中、私たちも撮っていいですか?
もちろん大丈夫です。せっかくの記念ですから、お写真でも動画でも撮影してください。
ご祈祷はせず、撮影だけお願いしてもいいですか?
できればご祈祷を受けていただくことをオススメしております。
神社は神聖な場所で、スタジオではない事と、ご祈祷の初穂料によって境内がきれいに保たれていたりします。
拝殿に昇段できる機会も中々ないかと思いますので、この機会に是非ご祈祷を受けてみてはいかがでしょうか。
特別な持ち物はありますか?
特に持ち物はありませんが、お宮参りの場合はオムツなどのいつもの「お出かけセット」、七五三の場合は草履が足に合わずに嫌がってしまうケースがあるので、ズックとおやつをお持ちください。
おやつは口に残るものは撮影に影響しますので、ボーロのようなすぐ溶けてなくなるものがオススメです。
撮影より先に、ご祈祷を済ませた方がいいですか?
結論から言いますと、どちらでも大丈夫です。
七五三の場合は、着崩れる前に撮りたいということで、先に撮影を希望するお客様も多いです。
お宮参りの場合は、先にご祈祷を済ませてもいいですし、カメラマンと集合してから祝い着をかけてご祈祷に入られてもどちらでも大丈夫です。
境内での撮影がOKでも、建物の中では撮影が許可されないケースが多いのですが、
シーズンによっては写真が残らないなら、コートのままご祈祷に入りたい、あるいは薄着で入りたいなどあるかと思いますのでケースバイケースと言えます。
お宮参りの質問と回答
産まれてからどのくらいでお参りすればいい?
生後1ヶ月〜3ヶ月くらいの間にお参りされる方が多いです。
古くからの風習では、男の子は生後30日、あるいは31日目。
女の子は31日、あるいは33日目にお参りすることが正しいとされていたのですが、
最近ではこの日にこだわる方は少なく、ママさんの体調を考慮したり、パパさんのお仕事の都合で休める日に行うのが一般的になっています。
そもそもお宮参りの意味って何ですか?
お宮参りとは、今では一つのイベント的な意味合いになっている部分もありますが、元々は赤ちゃんの健やかな成長や長寿を祈っておこなわれる行事です。
昔は今ほど医療が発達していなかったため、神社でご祈祷することで「神様からのご加護」を受けて、元気に成長できるようにという祈りを込めて始まったと言われています。
お食い初めって何?お宮参りと関係ありますか?
お食い初めは100日祝い(百日祝い)とも呼ばれていて、赤ちゃんの生後100日前後に「一生食べ物に困らないように」という思いを込めて行うお祝いです。
お宮参りと関係はないかもしれませんが、ちょうど100日前後でお宮参りを行うご家庭が増えて、「100日祝いも同日にやろう!」という流れになっているのだと思います。
ご両親や親族の皆様が集まる場合も、初宮詣帰りの会食で、100日祝い膳を出してくれるお店を予約して会食するごケースが多いです。
(実際に赤ちゃんが食べるわけではないんですけどね。笑)
祝い着のレンタル希望です。こちらで用意するものはありますか?
祝い着(掛け着)、よだれかけ、帽子の3つをセットでお持ちいたします。
着用している時は、赤ちゃんの下に着ているお洋服は見えません。
「白いベビードレスでも撮影したい」など、ご希望がある場合はべビードレスを着用していらしてください。撮影可能です。
七五三の質問と回答
シャボン玉や剣など、小物を持っていっても良いですか?
他の参拝者の妨げになる可能性があるものは不可で、シャボン玉については風向きによって他の方についてしまいトラブルになってしまったケースもあるようです。
毛氈(もうせん)などの敷物もNGです。
カメラマンが撮影小物として和傘をお持ちしていますが、混み合わない場所で使用させていただいております。
※満3歳以下(2歳代)の七五三など、使用が難しいと判断させていただく場合もございます。ご了承ください。
その他ご希望などありましたら「お問い合わせ」よりご相談くださいませ。
白山神社でのお宮参り・七五三まとめ
以上、白山神社のご祈祷情報から歴史や見どころまでご紹介させていただきました。
白山神社は江戸時代に5代将軍・徳川綱吉や桂昌院から多大な崇敬を集め、それ以降は徳川家から庇護され小石川の鎮守として発展してきました。
白山神社は東京十社の中では「紫陽花の名所」としても知られ、5月〜7月の境内は美しい光景が広がります。
また白山神社は深い意味での「縁結びのご利益」もあります。
出会いがあれば別れもあるのが人生で、我が子に対し「良い出会いをして、良い別れができる」そんな人に育ってもらいたいと願いを込めるのなら、白山神社は最適の神社かもしれませんね。
ぜひ、お参りの参考にしてみてもらえたら幸いです。
白山神社の基本情報
※当サイトに掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保障するものではございません。
記事を書いた時点のもので最新情報と異なる場合があります。
神社の受付時間や基本情報など、変更されている可能性もありますので、お参りに行かれる前に必ずご自身でご確認をお願いいたします。
白山神社以外でも
以下の地域で出張撮影が可能です
千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区・足立区・葛飾区・江戸川区・八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・青梅市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平市・日野市・東村山市・国分寺市・国立市・福生市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市・多摩市・稲城市・羽村市・あきる野市・西東京市
※他県への出張も可能です。
東京都内で撮影禁止の神社
下記の神社におきましては、撮影が禁止されておりますので出張撮影にお伺いすることができません。ご了承くださいませ。
・花園神社(東京都新宿区新宿5-17-3)
・大鳥神社(東京都目黒区下目黒3-1-2)
・大宮八幡宮(東京都杉並区大宮2-3-1)
・大國魂神社 / 大国魂神社(東京都府中市宮町3-1)
・子安神社(東京都八王子市明神町4-10-3)
・阿豆佐味天神社(東京都西多摩郡瑞穂町殿ケ谷1020)
・新町御嶽神社(青梅市)