KOBO
どうもKOBOこと小堀です。
今日はカメラマンが言う「個性」について、僕の思うことを書いてみたいと思います。
・こんなライティングできるんだぜ!すごいだろ!
・こんなおしゃれ風な写真すごいだろ!
みたいな。笑
これを僕は個性の押し売りだと思っています。
お客様がそれで大満足してくれているのなら全く問題はないんです。
でも、僕に予約をくれるお客様の中には、他で撮って良くなかったからKOBOさんにお願いしたいです。という方も少なからずいます。
勘違いして欲しくないのですが
これは、僕がうまいんだぜ!とか言いたいわけでは全くないです。
だから最後まで読んでね。笑
カメラが上手い人ってもしかしたらね、沢山いるんですよ。
でも、なぜそんなに技術があっても写真で食べていけないのかって言ったら、自己満足の可能性が高いと思ってます。
技術はもちろん必要だけれど…
プロで食べていくにはもちろん技術は必要なんです。
でも、それが相手に向いているものなのか、自分に向いているものなのか。
そこが大きな違いです。
僕の、家族やこども写真を撮る心構えというか、ポリシーは
自分の撮りたい写真の押し売りはしない、です。
どういう意味かというと、必ずしも僕が良かれと思ったものが、お客様にとって一番喜んでもらえるものかどうかわからない。
だからこそ、相手が何を望んでいるものなのか、頭をフルに使って考える。
そして、一番欲しいと思ってもらえるものを提供する。
そういうことです。
撮影時の例で言うと、、、
神社でストロボを使っているカメラマンさんを見かけることがありますが、僕は使いません。
なぜかと言うと、ストロボのセッティングに気をとられているうちに、良い表情を逃してしまう場合があるからです。
優先順位ですよね。
ライトを使って、すごいっぽい雰囲気の写真が撮れたとしても、こどもちゃんが良い顔してなければ、それパパさんママさんは欲しいって言ってくれるのかい?
おしゃれな雰囲気の写真だとしても、ママが綺麗に写ってなかったら、多分ママさんはインスタにアップしてくれないと思う。笑
ただ好きな写真を撮りたいだけなら、それは自分のインスタアカウントか何かで遊ぶ範囲でやってれば良いんです。
僕も自分の個人アカウントではただ撮りたいように撮ったやつをアップしてます。笑
https://www.instagram.com/masanori_photo/
お仕事のお写真もちょいちょい入ってるけど。笑
僕は自分にせっかく頼んでもらえたのだから、「こんな写真が欲しかった!」ってお客様に言ってもらいたい。
僕を認めて欲しいとか、そんなこと、今となってはどうでもいい。
こういうことろで個性とか出そうとは思っていないです。
世の中の風潮として、どんな事にしてもみんな自分探しをしすぎてるとちょっと思ってます。笑
カメラマンとしてやっていくにはブランディングは必要です。
個性が差別化に繋がり、個人がブランドになるみたいな例もあるけれど
そもそも、他の人と違うことをやれば差別化なのかい?ブランディングかい?と言えば違うんですよね。
写真のデータというものが商品ならば、写真のデータを売っている人は世の中に沢山います。
でも
他よりわかってくれる。
他より仕上がりの期待値を超えてくる。
これでも十分にブランディングできると思います。
写真は、3歳の七五三の時に撮影させて頂いたリピーターさん。
7歳の七五三も撮影させてもらいました!
めっちゃお姉さんになってた〜!
いつも僕は、お客様がリピートしてくれてはじめて前回の撮影が良かったんだなって思うようにしてますよ^^
KOBOでした!