カメラマンに大切な事は、どんな場所でも美しいと思うポイントを見つける感覚を鍛えること

カメラマンに大切な事は、どんな場所でも美しいと思うポイントを見つける感覚を鍛えること

どうもカメラマンKOBOこと小堀です。 先日、僕がカメラマンになるきっかけをくれた女性カメラマンの師匠が結婚しまして、結 … 続きを読む カメラマンに大切な事は、どんな場所でも美しいと思うポイントを見つける感覚を鍛えること


この記事は約3分で読み終わります。

どうもカメラマンKOBOこと小堀です。

先日、僕がカメラマンになるきっかけをくれた女性カメラマンの師匠が結婚しまして、結婚式に行ってきました!
とっても写真が上手で(当たり前かもですけど)愛があって、めちゃ尊敬していて大好きな師匠です。

僕が写真をはじめたてで何もわからない時に、撮り方だけではなくって、考え方も含めて色々なことを教えてくれました。

そして、師匠の仕事先まで紹介してくれて僕も同じ職場でカメラマンをスタートした訳です。
それが明治神宮のブライダル撮影でした。

ブライダル撮影はキッズ撮影をメインにするようになってやめてしまったのですが、3年間一緒に師匠とお仕事をさせてもらえた経験は僕の宝物です。

師匠にあの時に教えてもらったことは今でもよく覚えていて。
中でも忘れられない師匠からもらったアドバイスがあります。

師匠からもらった忘れられないアドバイス

それは、「どんな場所でも素敵に撮れる人がうまい人だよ」って。
すごくシンプルなんだけど深いんですよ。

例えば、ハワイに行って写真を撮れば、誰でもある程度素敵な写真を撮れるかもしれない。
ハワイというロケーションがまず美しいから。

でも、毎日通る場所や、普段見向きもしないような、なんでもない場所で素敵に撮れる人は少ないってこと。
それを聞いて僕はハッとしました。

そうか、大切なのは、綺麗なものを見つけたから写真を撮るのではなくって、どんな場所でも美しいと思うポイントを見つける感覚を鍛えることなんだ!って。

大切なのは気づき

そう。カメラマンに大切な要素は沢山ありますが、その一つは「気づき」ってやつなんです。
どれだけ細かいところに気がつけるか、自分のフィルターを通して「美しい」を見つけられるか。

ちなみにどんな場所でもどんな人でも、必ず美しいと思うポイントを僕は見つけます。
そしてそこから、その「美しい」を際立たせるために、余計なものを削っていく。

これを意識するようになって、毎日の輝きが増していくのが自分でもよくわかりました。
同じ毎日だと思っていた、繰り返しの日々の中にも変化が必ずあって、美しい瞬間は存在している。

「気づき」とは、写真だけではなく、人生まで豊かにしてくれちゃう素晴らしいものでした。
そんなことを気づかせてくれた師匠に感謝です^^

今日撮影した神社の池↓
茶色く、お世辞にも綺麗な池ではないけれど、生い茂った木々が水面に反射して、波紋が重なり撮影した1枚。
池の波紋 大宮氷川神社

この場合も、綺麗なところだけ切りとっている訳ですね。
茶色い水質、ゴミが周りに実はありますが、この写真を見ても想像できないでしょう?笑